MIRARTHホールディングスは神奈川県小田原市における「小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」に着手した。小田原駅徒歩1分の敷地約5620平方メートルに、地上19階地下1階建ての商住一体型の複合施設を建設する。解体工事期間は23年5月~24年9月。建築工事期間は24年10月~28年3月を予定している。
低層階には商業施設7区画、中層・高層階には住宅286戸を整備。住宅部分には快適性を重視した共用施設を設けていく。小田原城、相模湾、丹沢山系などを望むことができる環境の中、街のランドマークとなるデザイン性にもこだわっていく。
商業施設では、商店街との連続性を生み出すテナントの誘致や周辺の商店会、自治会とも連携を図ることで、人が集まり交流するような拠点となる環境づくり、回遊性と生活利便性を向上できる施設を目指していく。
同市では中心市街地において「小売業の衰退」「放置自転車」「建物の老朽化」などの課題を抱えているとみている。MIRARTHホールディングスは事業の推進によって課題解決と、中心市街地の定住人口の増加を目的、賑わいの創出を目指している。