阪急阪神不動産はこのほど、アメリカ子会社のHankyu Hanshin Properties USA LLCを通じ、ワシントン州レントン市の賃貸住宅Westview Village Apartmentsを取得した。東急不動産の子会社であるTokyo Land US Corporationと共同で取得。改装後、共同で運営していく。
同社は22年、アメリカ国内での賃貸住宅事業に参入。22年6月のシアトル市、同年8月のフェニックス市の事業に続く3つ目の物件となる。
同物件は敷地面積約2万600平方メートルに91年に竣工。敷地内に独立した3階建ての建物が13棟あり、各棟4~15戸の住戸で構成。全体の住戸数は120戸となる。シアトル市の中心市街地から南東へ約20キロメートルの地点にあるが、周辺には大規模なオフィス拠点や商業施設も数多くあることから、通勤・利便性が高いエリアとして取得に踏み切った。
(写真)改装後の住戸の内装