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群馬県みなかみ町で共同開発の宿泊施設を販売開始 オープンハウスG

 オープンハウスグループのオープンハウス・ディベロップメントは8月7日、同グループが出資先として関わるNOT A HOTEL(東京都渋谷区、濵渦伸次社長)と共に群馬県みなかみ町で共同開発している宿泊施設「NOT A HOTEL MINAKAMI『TOJI』」の販売を開始した。

 同施設の立地は、JR上越新幹線上毛高原駅から自動車で13分、関越自動車道水上ICから自動車で5分。敷地面積は約9850平方メートル。総面積約250平方メートルの建物7棟からなる別荘型施設で、所有権を分割購入・保有する仕組み。所有権1口につき毎年10泊の利用が可能で、第1期販売の価格(税込)は1口2541万円。自身で利用しない日は宿泊施設として運用でき、オーナーは全国で展開する別の「NOT A HOTEL」も含めて利用可能となっている。

 オープンハウスグループは21年9月、同町及び群馬銀行、東京大学と、来壱岐経済の活性化などを目的とした包括連携協定を締結。同社は今回の共同開発を「地域共創の活動の一部」と位置付け、従来とは異なるヒトの流れを生み出し、同町の活性化への寄与を図る。また、「二地域居住の推進や地方都市での好立地造成による不動産業の展開など、中長期的な地域との共栄のため、出資を含めた大規模なプロジェクトとして注力していく」(同社)方針だ。

(画像) 新宿泊施設の内観イメージ