国内外のネットワーク機器など輸入販売する高千穂交易(東京都新宿区)は、セミナー「ネットワーク機器や監視カメラはクラウドで管理できるのか セキュアなスマートオフィスを解説」を開催し、オンラインで配信した。
オフィスへの出社回帰の流れとリモートワークが融合するハイブリッドな働き方が広がっている。こうした背景に、インターネットのセキュリティや入退出管理に際して、企業の情報システム部門の負荷を低減するサービスを紹介した。
同社担当者は、米国・Verkada(ベルカダ)製のクラウド型セキュリティソリューションを紹介した。特徴点として、インターホンや環境センサー、監視カメラ、入退室状況などを1つのプラットフォームで管理できると説明。例えば、「監視カメラ」の映像は基本3日間蓄積され、服装の色などの特徴から特定人物を、蓄積した画像データの中から検索できる。要注意人物を設定すれば不審者を検知し、アラート通知も行う。また、「AI環境センサー」は、温度・湿度、タバコ・アルコール、PM2・5などを検知し、管理画面で一元管理できるなどと紹介し、情報システム部門が個別で管理していた従来業務の負担を軽減すると解説した。
そのほか、米国・CiscoMeraki製のクラウド型LANシステムも紹介した。