・空き家や空き地の利用に関心
・空き家が周辺家賃に悪影響与える可能性も
・中古マンション価格は二極化に
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。
早速ですが、2位に「所有者不明土地や低未利用土地対策で5団体を採択 国交省(2023/9/22配信)」がランクインしています。空き家や空き地の問題は、地方、特に都市部から離れた周辺部で深刻化しています。利用されていない土地や空き家をうまく使うノウハウを共有することで、問題解決につながるかもしれません。
空き家に関しては、7位に「空き家放置 周辺家賃に下落圧力 再建築不可物件など予備軍(2023/9/26号)」が入っています。長期の空き家が周辺家賃に悪影響があるのではないかとの見方を示したもので、空き家は関心が高い分野と言えます。
3位に「中古マンション70平米、8月首都圏は4777万円で6カ月連続下落 東京カンテイ調べ(2023/9/22配信)」が入りました。マンション価格が上昇の一途をたどり、東京都心部では新築のみならず中古マンションも1億円近い水準となり、価格の上昇傾向が続いています。ただし、この現象も局地的なもので、同じ東京でも都心部以外は下落しています。
記事では、マンション価格の二極化の動きがトレンドや前年同月比においても現れていると指摘しています。中古マンション市場の価格上昇は新築の市場を反映したものです。新築市場は、地価上昇に加え、資材高騰や工事費用の増加など以前よりも価格が上昇する要因が増えています。