積水ハウスが運営する「絹谷幸二 天空美術館」(大阪府大阪市北区)は12月15日から特別展示「Energy―Gods of Nature―エネルギー～自然界の神々～」を開催している。
生命の根源である自然界のエネルギーに焦点を当て、森羅万象を司り、豊穣と災禍をもたらす人智を超えた無限のパワーを象徴し絹谷氏が描き出した神々の姿を前・後期にわたり、紹介する。前期展は24年6月30日まで。後期展は7月5日から12月8日まで。前期展では15年に制作された「喝破(かっぱ)」(写真)のほか、03年に制作された「菩提心(ぼだいしん)」、12年制作の「アマテラス」などを公開する。
同美術館は画家・絹谷幸二氏の単独美術館として16年12月、積水ハウスが「梅田スカイビルタワーウエスト」(大阪市北区)内に開設。フレスコをはじめとする絹谷氏の絵画や立体作品の展示のほか、3DやVR映像やフレスコ制作を体験できるワークショップスペースなど、体験型コンテンツも導入している。入館料は一般1000 円、大学・高校・中学生600 円、小学生以下無料、団体・障がい者割引あり。
