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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(1月19日~1月25日)

・積水ハウス NY上場のビルダーを子会社化 全米第5位の事業規模に
・分譲も3社が二桁アップ 大手住宅メーカーの23年12月受注金額 単価上昇の傾向も継続 4社が「注文」前年上回る
・大京、最上位ブランド「リジェ」 総戸数12戸、平均面積141m2 首都圏で21年ぶり、渋谷に

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 前回トップテン入りした複数の配信記事が今週も粘り強さを見せてトップテン入りしています。今週のピックアップ記事は、7位の「積水ハウス NY上場のビルダーを子会社化 全米第5位の事業規模に」と、5位の「分譲も3社が二桁アップ 大手住宅メーカーの23年12月受注金額」、10位の「大京、最上位ブランド「リジェ」 総戸数12戸、平均面積141m2 首都圏で21年ぶり、渋谷に(2024/1/16号)」の3本です。

 まずは「積水ハウス NY上場のビルダーを子会社化 全米第5位の事業規模に(20214/1/19配信)」です。ハウスメーカーの今の積極果敢な海外展開を象徴する買収案件。海外には人口増加が継続し、安定した経済成長が見込める住宅市場がまだまだ多く存在しています。同業他社の米国展開も活発で、近い将来、海外市場で日本の住宅会社がトップ争いを演じるような局面も見られるかもしれません。

 続いてこちらもハウスメーカー関連で「分譲も3社が二桁アップ 大手住宅メーカーの23年12月受注金額 単価上昇の傾向も継続 4社が『注文』前年上回る(2024/1/23号)」です。近年、注文住宅の受注戸数の長期低迷が続く中、今後も分譲シフトが一層進みそうです。そうした中、「注文住宅」「分譲住宅」共に省エネ義務化が単価アップを下支えしている格好です。住宅メーカーには更に世界トップ水準の省エネ技術を磨いてもらいたいです。

 続いて前回もトップテン入りした10位の「大京、最上位ブランド「リジェ」 総戸数12戸、平均面積141m2 首都圏で21年ぶり、渋谷に(2024/1/16号)」。10戸に申し込みが入り、販売は残り2戸で、それぞれ5億円、10億円という超高額マンションです。高級住宅地、代々木上原駅徒歩5分の立地。マンション用地難が叫ばれて久しいですが、まだまだ希少立地物件が出てきそうです。

 

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