GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」を提供するゼロボード(東京都港区)は、「第20回LCA日本フォーラム表彰」で「奨励賞」を受賞した。
今回、ゼロボードは、CFP(カーボンフットプリント/製品ごと・サービスごとのGHG排出量)算定ツールの開発と、企業に対するCFP算定の支援や普及に貢献しているとしてその活動が高く評価された。
同社提供ソリューション「Zeroboard」には、業界に先駆けて2022年7月にCFP算定機能を実装し、算定のハードルを下げるなど、社会実装しやすいように活動を展開している。
また、同社では、「Zeroboard」をベースに業界特有の機能を備えたプロダクトとして、建設業界向けに「Zeroboard construction」や、物流業界向けに「Zeroboard logistice」などを開発・提供している。
同表彰制度は、ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)の実施に取り組む、もしくは、積極的に活用する企業を高く評価し、他企業の模範になるものとして選出している。LCAの普及や定着、LCAの実施の活性化を目指し、LCAフォーラムが主催し、経済産業省と日刊工業新聞社が後援して開催している。