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導入企業向けに生成AI活用の3つの新機能を無料公開 Sansan

 Sansan(東京都渋谷区)は、未来の働き方を体験してもらうために実験的な最先端機能を搭載して同社で運営している「Sansan Labs」に、3つの新たな機能を追加した。名刺情報データの管理機能を軸に同社で展開している営業DXサービス「Sansan」の利用者は、無料で使える。

 今回追加したのは、「AI企業検索―BtoB商材―」「議事録メーカー」「5分で読める決算説明」の3つの新機能で、生成AI(人工知能)の「GPT」を活用している。

 「AI企業検索―BtoB商材―」機能は、売り込みたい自社商材の説明文を入力すると、様々な企業の経営課題と照らし合わせて、関心を持ちそうな企業をリストアップする。新たなアプローチ先を発掘し、課題解決の提案文面を自動で生成できる。

 「議事録メーカー」機能は、商談の目的や決定事項などの抽出したい項目を任意に指定して自由に設定が可能なひな型のテンプレートを作成できる。商談内容などを書き起こした文字テキストを入力すると、当該のテンプレートの趣旨に沿った形で、商談内容の議事録を作成できる。

 「5分で読める決算説明」機能は、決算説明会の書き起こし文面を基に、その企業の直近の動向を要約して文字表示できる。