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姫路市等のリノベ街づくり支援へファンド設立 民都機構、西兵庫信金

 民間都市開発推進機構(民都機構)と西兵庫信用金庫が、兵庫県の姫路市、たつの市、宍粟市の各対象エリアにおける街づくりを支援する「にししんまちづくりファンド有限責任事業組合(にししんまちづくりファンド)」を設立した。国土交通省が3月8日に公表した。

 同ファンドでは、空き家や空き店舗、公共の遊休不動産のリノベーション等により、飲食・宿泊・交流・イベント施設などを整備、運営する民間事業を資金面で支援することで、市街地の活性化を図る。支援限度額は、融資の場合は「総事業費の3分の2」、出資の場合は「総事業費の3分の2」または「当該出資を受けた直後の対象事業者の資本の額の3分の2」のいずれか少ない額となる。

 支援対象エリアは、姫路市の「都市再生整備計画網干南地区」、たつの市の「龍野地区歴史的景観形成地区」、宍粟市の「山崎地区歴史的景観形成地区」及び各エリアの周辺地区。

(写真) 支援対象となる3エリアの現在の様子