三井不動産は4月11日、グローバル・ブレイン(東京都渋谷区)と共同で運営するファンド「31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI」事業を通じて、京都フュージョニアリング(東京都千代田区)に出資したと発表した。同ファンドの運用総額は300億円。フュージョンエネルギーは発電過程で二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルの特徴をもち、その研究開発は急加速している。フュージョンエネルギーとは、代表的なものとして重水素とトリチウムを約1億℃まで加熱し、プラズマ化したうえで、これらが融合する際に生成されるエネルギーを活用する仕組みという。