東京カンテイによると、24年4月の首都圏・分譲マンション賃料(1平米当たり)は、前月比0.8%プラスの3654円と6カ月連続で上昇した。東京都や神奈川県で平均築年数が若返ったため。都県別で見ると、東京都0.6%プラスの4192円と上昇基調で推移、神奈川県では横浜市をはじめ川崎市や藤沢市といった比較的賃料水準が高い行政区で築浅事例が増加したために、4.4%プラスの2872円と大幅に上昇した。一方、埼玉県(前月比1.0%マイナス、2008円)や千葉県(同1.6%マイナス、2092円)ではそろって下落。正味トレンド自体も年初に比べてやや弱含みとなった。