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アソビゴエの訪問介護事業にスマートロックサービス提供 ライナフ

 ライナフ(東京都文京区)は、オートロック形式の共用エントランス向けに同社で提供するスマートロックサービス「NinjaEntrance」を、訪問介護事業を展開しているアソビゴエ(神戸市中央区)向けに提供を始めた。

 アソビゴエでは今回の導入により、鍵の管理に付随する第三者による侵入や紛失などのリスクを回避する。これと同時に、緊急対応が必要な介護受給者への駆け付け時間の短縮化を図る。

 訪問介護の現場では現在、オートロック付きマンションでの「鍵」に起因する物件の防犯性や、介護事業者の迅速な駆け付けに関しても課題となっている。その対策としてエントランスにキーボックスを設置するケースもあるが、これも防犯上の課題感となっていた。

 こうした課題感の解消のため、今回、ライナフが提供するエントランス用スマートロックサービスの導入を決めた。同システムで認証された特定の介護職人だけが専用のデジタルキーで解錠できるようになるため、訪問介護に際しての鍵問題の解決策の1つになる。

 鍵をデジタル化することで、解錠履歴が全て記録され、物件のセキュリティ性を担保した状態で、エントランスに入館できる。物理的な鍵が不要となる「キーレス」の運用で、緊急性を要する訪問介護事業での迅速な駆け付けも更に円滑になる。