ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区、奥村邦彦社長)は6月28日、物流施設「ロジポート多摩瑞穂」が竣工したと発表した。竣工時点て複数社の入居が決まっているという。東京都西多摩郡瑞穂町に所在し、東京都心まで約1時間の立地。国道16 号に面し、圏央道「青梅IC」まで約4キロメートル で首都圏全域だけでなく、中央自動車道、関越自動車道や東北自動車道等を経由し全国への配送拠点として利用できる。
規模は地上4階建て延べ16万2112平方メートのマルチテナント型の物流施設となる。機能面では、最小区画830 坪から最大で48 区画に分割できる。雨天作業でも濡れることのない全天候型の中央車路式や、各階へ直接45 フィートコンテナ車が着車可能なダブルランプウェイを備える。床荷重は1平方メートル当たり、1.5トンとなり、梁下天井有効高5.5メートル、柱スパン約 11メートル×10メートル、コンテナ用のドックレベラーを配備する。
施設内には1 階と4 階に休憩室となるカフェテリアやシャワー室・コインランドリーを完備する。24 時間利用可能なセルフレジの売店もオープンする予定。約360 台分の普通自動車の駐車スペースや40 台分の大型車待機場、バイク置き場や駐輪場を整備して入居企業の従業員をサポートする。
BCP(事業継続計画)への対応として24時間365日稼働の防災センターが館内のセキュリティーを維持する。72 時間対応の非常用発電機も備える。
環境面でLED 照明や人感センサー、外装断熱パネルなどを設置し、CASBEE-建築(新築)のS ランク及びZeb-Ready を取得予定。
