賃貸・管理

賃貸問い合わせ「家賃を下げたい」が1位 アットホーム

 アットホームは、24年1月~6月の間に賃貸居住用物件を探している人を担当した全国のアットホーム加盟店(555店)を対象に実施した調査結果をもとに、「2024年上半期 問合せが増えた条件・設備~賃貸編~」の結果を発表した。

 問い合わせの多かった条件編の1位は「毎月の家賃を下げたい」(35.3%)だった。不動産会社は、「物価高のため家賃を下げたいという人が多い」「電気代や食費代等の生活費が高騰しているため、固定費である家賃は下げていきたいとの要望が多い」とコメントし、近年の物価高が住まい探しにも影響を及ぼしていると分析する。2位は「転勤のため引っ越したい」(33.0%)、3位は「通学先・通勤先の近くに引っ越したい」(31.7%)だった。

 問い合わせの多かった設備編の1位は「インターネット接続料無料」(27.7%)だった。「リモートワークも普及し、インターネット環境を気にする人が多くなった」「テレビより動画視聴サービスを利用している人が増えた」と不動産会社はコメントした。2位は「宅配ボックス」(27.4%)、3位は「モニタ付インターホン」(21.1%)だった。