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長谷工テクニカル、国際データベースに日本初のOECM 登録

 長谷工グループは9月6日、同グループの研究・技術開発・研修・情報発信拠点である「長谷工テクニカルセンター」が、国連環境計画世界自然保護モニタリングセンター(UNEP-WCMC)が管理する国際データベースに「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)」として登録されたと発表した。

 同センターでは、1万7662㎡の敷地に 4 棟の施設を配置し、地上部分や建物の壁面部分・屋上部分などに約8000㎡(敷地面積の約45%)の緑地を確保。また、敷地の中央部にはビオトープを設け、近隣の小川から採捕したアブラハヤやミナミメダカを池に放流し、生物多様性の確保に寄与している。また、地域住民を対象にイベントを開催し、生物多様性の普及・啓発にも取り組んでいる。