三井不動産と三菱UFJ銀行は、食関連企業の事業開発支援やビジネスマッチング促進を通じてイノベーションを創出する。両社は10月24日、「食」領域の産業創造を推進するためにMOU(基本合意書)を提携したと発表した。三菱UFJ銀が推進する「Food-X PT」と、三井不が取り組む食の事業開発支援「&mog」を連携させる。前者は、大企業だけでなく中小、スタートアップ、官公庁やアカデミアといった幅広く食領域を取り巻くプレーヤーと協働している。後者は、生活者調査やシェフによる試食会開催、テスト販売場所の提供や飲食店メニュー化事業など新規事業創出の高速化と成功確率を向上させることを目指す。
今後、両社で連携して、「個人投資家向け食関連スタートアップピッチ」などの共催イベントを定期開催し、食産業の活性化に貢献につなげる。