テックタッチ(東京都港区)は、様々なウェブサイトの操作をナビゲーションする同社提供のデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を解説するセミナー「〝無くせるはず〟の問合せを30%削減できる『テックタッチ』とは?」をオンラインで開催した。
同社CX事業部マーケティング・IS統括の中川健吾氏は、「システム開発を手掛けるITベンダー企業や一般の事業会社では現在、運営するウェブサイトなどの利用者からの問い合わせが減らず、同じような質問、マニュアルに回答が記載されているのにも関わらず発生する質問などの対応に時間がとられがちになっている。質問者には悪気がないこともあり、対応者側も頭を抱えている」と現状の企業各社の課題感を解説した。
その上で、「当社提供の『テックタッチ』は、一般消費者向けや企業内向けで運営されている既存のウェブサイトの操作方法のナビゲーションを、ポップアップ形式で後付けできる。操作の進ちょくに合わせて注意点を表示する。また、利用者の操作履歴を分析し、離脱しがちなページが判明し、操作画面や掲載コンテンツの改善の検討にも役立つ。問い合わせの多い内容を定量的に把握もできる。課題点や改善点がある場合、一気に全てを改善するのではなく、まずは数の多い質問内容を洗い出して改善していくことで、ウェブサイトの利便性が向上していく」と説明。また、導入事例として、「不動産事業者間の総合業務支援サイトや工事受発注システムなどで活用されている」と紹介した。