三菱地所コミュニティは11月11日から、LIFEM(東京都新宿区)が提供する働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』の「妊活相談プログラム」を導入した。プログラム導入は三菱地所コミュニティが第1号となる。
フェムテックとは、female(女性)とtechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、女性特有の健康課題をテクノロジーを活用して解決するサービス・プロダクトを指す。
プログラムを通じて、全従業員を対象に医師監修のセミナー動画を提供する他、専門医に相談ができるオンライン窓口を設け、妊娠や不妊治療に関する社内の理解促進と相談体制の充実を図る。
三菱地所コミュニティでは既に、2023年12月より「月経プログラム」が、24年3月より「更年期プログラム」を導入済み。
日本では不妊を心配したことがある夫婦は約3組に1組、実際に不妊治療を受けている(または受けていた)夫婦は5.5組に1組と報告されている。三菱地所コミュニティでは、女性従業員の生産性向上をはじめ、従業員同士の相互理解、健康に関するリテラシー向上などを目指す施策の一環として、『ルナルナ オフィス』の「月経プログラム」「更年期プログラム」に加え「妊活相談プログラム」の導入を決めた。