3D(3次元)コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を展開しているスタイルポート(東京都渋谷区)は、同社のデジタルツイン・ソリューション「ROOV.Space」を、日鉄興和不動産(東京都港区)が開発する超高層大規模タワーマンション「リビオタワー品川」(東京都港区港南3丁目地内)向けとして提供を始めた。
同ソリューションは、単純に建物の外観を可視化するだけではなく、再開発によって変わっていく周辺の環境と物件を一体的に体験できる。
全815戸の地上34階建てで計画する同マンションの購入検討者は、「ROOV.Space」が表現する精緻な3Dコンピューターグラフィックスを介して、実際に現地にいるかのようにリアルな体験で住まい探しを行える。2026年5月の当該物件の完成を前に、未来の街並みや施設、交通手段などを見ながら、より具体的にこれからの暮らしの姿に思い巡らせることができる。
日鉄興和不動産では、モデルルームや模型などに加え、接客デスクで「ROOV.Space」を活用し、物件や周辺環境の魅力をより具体的に訴求する。購入前後の認識の齟齬(そご)の軽減にも役立てる。