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箱根駅伝の原監督がPR大使に就任 タスキホールディングス

 タスキホールディングス(東京都港区)は、同社PR大使として、青山学院大学駅伝部監督の原晋氏の就任を発表した。2025年4月から、原氏が出演するテレビCMの放映や、同社ウェブサイトのイメージキャラクターとして登場する。

 箱根駅伝では、学生ランナーが仲間の思いを背負い、懸命に襷(たすき)をつなぐ姿が見られる。同社では、「タスキ(人や思い)をつなぐ」「業界のトップランナーになる」を企業イメージとして掲げており、デジタル技術を活用した新築マンションの供給や、最新の不動産テックサービスを提供するなど、不動産価値流通事業を展開している。組織のマネジメントや人材育成の大切さに関して、同社と原氏は共に理解し、共通点が多く、今回、PR大使として起用を決めた。

 原氏は、「タスキホールディングスでは、不動産業界だけで通じる常識を疑って変革を行っていく姿勢を持ち、強く共感した。大学駅伝で選手を鼓舞し、襷をつないで成果を挙げてきたこれまでの経験を生かし、微力ながら貢献したい」と就任に関してコメントした。

 また、同社代表取締役社長の柏村雄氏は、「箱根駅伝で今年、連覇8回目の優勝へ見事に導かれ、多くの勝利をもたらしてきた姿に学ぶべきところは多い。まさしく駅伝の顔ともいえる原晋監督がPR大使に就任され、大変光栄に感じている。当社グループは、不動産相続を軸に事業を拡大させつつ、不動産テック領域で業界変革に取り組んでおり、引き続き、成長していきたい」と原氏の就任を決めた思いをコメントしている。