中央日本土地建物グループは2月7日、第10回無担保社債(グリーンボンド)を発行することを決定した。同グループが1月、「サステナビリティ基本方針」に則し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをより一層推進するために策定した「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」に基づき実行するもの。
グリーンビルディング適格資産(「ミタマチテラス」「淀屋橋ステーションワン」「中央日土地博多駅前ビル」)に係る設備資金に充当する予定だ。債券格付はA-(格付投資情報センター)、A-(日本格付研究所)。
発行概要は発行年限5年、発行日2月14日、償還期限2030年2月14日、発行総額120億円、利率1.650%。主幹事証券会社はみずほ証券と野村證券。フレームワークの策定及びセカンドオピニオン取得の助言などを通じて、グリーンボンド等の発行支援を行うストラクチャリング・エージェントは、みずほ証券が担う。
2月7日現在、三井住友海上火災保険、東京海上アセットマネジメントなど21の機関投資家が投資を表明している。
「ミタマチテラス」完成予想図