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日本GLP 千葉・八千代市内で6棟目の物流施設

 日本GLP(東京都中央区)はこのほど、千葉県八千代市で6棟目となる物流施設「GLP八千代Ⅵ」を開発すると発表した。延べ床面積約5万4000平方メートルのマルチテナント型物流施設。2026年12月末の竣工を予定している。

 地上4階建てのボックス型物流施設で、最大5テナントが入居可能。庫内は柔軟な区画プランの提案が可能で、垂直搬送機など効率的なオペレーションを支える設備を整える。敷地内には100台超の駐車スペースを備え、通勤環境を整備するほか、3000平方メートル超の豊かな緑を残し、地域調和にも配慮する。

 また同社は、グループ会社であるプラスオートメーションが提供する物流ロボットのサブスクリプションサービス「RaaS(Robotics as a Service)」を含むソフト面でのサポートも検討しており、入居企業は最新の物流技術を活用し、初期費用を抑えつつ物流現場の自動化を推進することが可能になるという。

 同社によると、八千代市は今後も人口の増加が見込まれるだけでなく、ハザードマップにおいて液状化や浸水のリスクが極めて低い地域であるため、BCP面でも優れた物流適地。同社は、千葉県内では約30棟の物流施設を開発・運営しており、東京に近く、高速道路の利便性にも優れた千葉県において、今後も積極的に開発を推進していく計画だ。