名古屋鉄道(名古屋市中村区)は、検討を進めてきた「名古屋駅地区再開発計画」の事業化を決定した。同社部分の投資額として約5400億円を投じる。全体計画によると、延べ約52万平方メートル規模の鉄道駅直結の商業施設・オフィス・ホテル・駅・バスターミナルの複合施設を開発する。また、鉄道部分を現状2線から4線化させて増設する。2026年度に解体工事、27年に新築工事にそれぞれ着手する。全体完成は40年代を見込んでいる。
リニア中央新幹線の開業や、名古屋市などが進めるスーパーターミナル化、中部国際空港へのアクセス強化の一環として計画を進める。詳細は、共同事業者である名鉄都市開発(名古屋市中村区)、日本生命保険(大阪市中央区)、近畿日本鉄道(大阪市天王寺区)、近鉄不動産(大阪市天王寺区)との間で正式合意後に公表する。
全体スケジュールによると、26年末に名鉄百貨店本店、名鉄グランドホテル、名鉄バスセンターの営業を順次に終了する。27年度に新築工事に着手後、33年度に第1期本体工事が完成し、オフィス、商業施設(一部)、ホテルの開業、バスターミナルを改良し、鉄道部分第1期の2線をリニューアルする。続いて、40年代前半に第2期本体工事を完成させ、商業施設を全面開業し、鉄道部分第2期の4線をリニューアルする。
建設地は、名古屋市中村区名駅1の2ほかの敷地約3万2700平方メートル。