ダイビル(大阪市北区)はこのほど、豪州現地法人Daibiru Australia Ptyを通じて、豪州・シドニー中心地区に所在するAグレードオフィス・商業ビル「135 King Street」の100%持分取得のため、豪州大手不動産会社Investaが運用する、Investa Commercial Property Fundとの間で売買契約を締結した。
135 King Streetは、多数のオフィスビルが立ち並ぶシドニー市CBD(中心業務地区)に位置するとともに、南半球最大級のショッピングストリートである「Pitt Street Mall」に面し、高級ブランド店や大型商業施設が周囲を取り囲むなど、オフィス・商業双方に強みを持つ周辺環境。
地下鉄(シドニーメトロ)、ライトレールや近郊鉄道線などの主要交通機関の最寄り駅へ、徒歩5分以内にアクセス可能な高い利便性を持つ好立地でもある。敷地面積2736平方メートル、貸床面積3万2695平方メートルの地上27階地下2階・塔屋。竣工は1990年。
Investaのビル管理力とリーシング力により、現在多数の企業、政府系機関、有名ファッションブランドが入居し、高稼働を維持している。豪州の環境レーティングであるNABERS Energyで5.5 star (最高位6.0)を取得し、ビル共用部の使用電力は100%再生可能電力で賄われているなど、環境性能面でも高く評価されている。
