ゲストハウス運営の巻組(宮城県石巻市)は、長野県松本市で新たに一棟貸しゲストハウス「Roopt松本中央」のクラウドファンディングを5月15日の19時から開始する。目標金額は1千万円。募集期間は45日間。同プロジェクトは、同市内にある築60年の民家を「暮らすように泊まれる一棟貸しの宿」として再生することを目的とする。同社として初めての空き家再生となる。
リビングダイニング、キッチン(IHコンロ・冷蔵庫・電子レンジ・調理器具・食器神庭)、バスルーム(シャワー・浴槽)、トイレ、Wi-Fiを備える。居室は6室で、各部屋にエアコンも備える。季節により変動するが1泊3万8000円からだが、一棟貸し切りのため人数にかかわらず一定料金という。チェックインは15時~21時、チェックアウトが10時となる。物件は、JR松本駅から徒歩15分、松本ICから車で20分に位置する。
巻組では、これまで約50件のリノベーションを手掛けた。宮城県内を中心に20件の賃貸住宅や民泊施設を運営している。築古物件を一棟貸し宿へ変身させることで、空き家再生の可能性を広げる。