マンション・開発・経営

「木造5階建て投資用マンション」の開発を始動 新日本建物

 タスキホールディングス(東京都港区)のグループ会社の新日本建物(東京都新宿区)は、同社で展開している投資用木造レジデンス「ルネコート」シリーズに、既存の4階建てモデルに加えて今回、新たに「5階建てモデル」の開発を始動する。

 同シリーズの新たな商品ラインアップに加える。これまで実現を困難なものにしてきた建築規制上の課題を技術開発で解決した。従来の4階建てタイプに比べて賃貸面積は最大25%増加する。木造により、同等規模で同社が手掛ける鉄筋コンクリート造と比べた工期は、3分の1程度に圧縮でき、建築コストも約半減する。これまでは収支不採算で事業化が難しかった案件にも取り組みやすくなる。また、居住に伴い生じる二酸化炭素の排出量を抑制する措置を講じた低炭素建築での開発にも対応する。