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三菱地所レジ、ワンルーム向け収納を開発

 三菱地所レジデンスは5月21日、これまで新築分譲マンションで行ってきたモノづくりの取り組み「EYE’S PLUS(アイズプラス)」の考え方をワンルーム向けにアレンジした「ワンルーム向け収納」を開発した。同社が開発する賃貸マンション「ザ・パークハビオ」3物件に導入する。

 今回開発したのは「洗濯機上吊り戸」と「玄関収納」。ワンルームの限られた空間で収納量を確保し、見た目を整えながら様々な一人暮らしに対応できる収納を計画した。例えば、一人暮らしであっても洗剤や洗濯かご、タオルなど、洗濯機回りに収納すべきアイテムは多い。限られたスペースを有効活用しながら、見た目にも配慮した収納として、洗濯機上部に、上にかごが置ける仕様の3本のパイプを配置した。棚の平置きをはじめ、洗濯かごの斜め置きなど様々な使い方ができる。

 扉面は、洗濯機置き場と並ぶ下足入れ等と面がそろう奥行に設定することで、高級感を保つことができる仕様とした。「玄関収納」については、下足収納としてだけでなく共用収納としても使えるようにした。靴を十分に収納しつつ、市販のファイルケースや小物入れと組み合わせて書類や小物を整理したり、玄関に置いておきたい防災グッズや、普段使いの鞄等を置くこともできる。掃除機やゴルフバッグ等の置き場所に困るものも収納できる。