三菱地所は7月28日、東京・有楽町駅前で解体工事中の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地(約1万平方メートル)に、日本のカルチャー発信拠点「YURAKUCHO PARK」を2026年度後半に開設すると発表した。同拠点では、NOT A HOTELによる新プロジェクト「JAPA VALLEY TOKYO」を共同で開催する。世界的クリエイターであるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOが手掛ける初のアート・商業・ホスピタリティ複合空間で、シンボルアートに現代アートの第一人者であるKAWSの作品を採用する。
三菱地所は東京・丸の内エリアで、企業が個社単独では実現しにくい取り組みをエリア全体で提供・支援する「まちまるごとワークプレイス」構想を展開中。その関連施策として、建替えやリニューアルを通じた"まちまるごとバリューアップ"を推進しており、今回の拠点はその重点施策の一つとして、新ビル建設までの暫定利用期間を活用した新たなまちの価値創造につなげる。