東京カンテイによると、2025年8月の首都圏・分譲マンション賃料(1平米当たり)は、前月からおおむね横ばいの3857円となり、昨年12月以降の上昇傾向は一服した。周辺3県の弱含みが影響した。都県別では、東京都は前月比0.3%プラスの4668円と9カ月連続で上昇した。一方、神奈川県(前月比2.3%マイナス、2676円)や埼玉県(同1.1%マイナス、2132円)、千葉県(同0.5%マイナス、2070円)は続落した。埼玉県や千葉県では平均築年数の進行が確認された。
主要都市を見ると、東京23区で前月比0.2%プラスの4860円とわずかながら9カ月連続で上昇した。一方で、横浜市(前月比2.1%マイナス、2864円)、さいたま市(同2.5%マイナス、2574円)、千葉市(同1.5%マイナス、1963円)では軒並みマイナスとなった。