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NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション、ワークブレイン・ジャパン セミナー データ統合・分析を 

 NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京都品川区)と、ワークブレイン・ジャパン(東京都港区)は、『〝組み込みBI〟で新たなユーザー体験を提供し、収益の柱を生み出す』と題して、企業の様々なデータを統合・可視化させて分析し、経営や業務などに役立つソフトウェア「BI」(ビジネスインテリジェンス)の活用方法を考えるセミナーを2月に共催し、ウェブで配信した。

 「組み込みBI」のソフトは各社の貴重なデータを統合でき、サービスの向上や新たな収益の柱になるビジネスを創出できるとして注目されている。三菱地所では丸の内地区でのスマートシティの実現に向け、街中の人の流れや行動データを可視化・分析するために活用。テック企業は賃貸入居者の属性データを可視化して分析できるサービスをコンサルティング業務と共に不動産会社に提供している。金融機関では月例の収支レポートを配信している。

 ワークブレイン・ジャパンSales Divisionマネージャーの岩満俊介氏は、「既存システムのCRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)、業務アプリ、各種プラットフォームや情報共有ポータルサイトなど、組み込み先の幅が広い。慣れた方法のままに、データを価値あるものとして活用できる。分析、可視化で新たなサービスを生み出して競争優位を保てる」と解説した。