総合

両立支援、「脱エリア」など着々 人材活躍へ制度改革急げ 鍵は実行性、〝旧来モデルの先〟描けるか

 人口減少時代における人手不足への対応は全産業共通のテーマだ。業績は好調でもメンバーの離脱が構造的課題となっていれば、店舗拡大はもとより、既存店舗の維持そのものも危うくなる。DX化等による業務効率化と併せ、人への投資意識が企業の存亡を左右する時代だ。不動産業界でも育児や介護との両立などライフステージの変化や、働き方の多様化に対応した就業環境の整備が進む。制度設計とその先の機能・実行、更に旧来のビジネスモデルの限界にどこまで向き合うことができるか。売買、賃貸現場での取り組み状況を追った。(佐々木淳)

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