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総合
本格化する「社内起業制度」 新たな成長の芽探る 人材育成、社内風土変革も
本格的人口減少時代を迎え大手不動産会社は今、新たな成長の芽を探ろうと社内起業制度に力を注ぐ。かつての単なるアイデア募集制度から脱し、募集→審査→事業化検討→実施(試行)という一連の流れを所管する専門部署の設置が目立つ。三菱地所の社内ベンチャー制度は古く、既に多くの事業化実績を持つ。東急不動産と野村不動産が制度をスタートさせたのはここ10年以内のことで共にホールディングス社が主導するシステムとなっている。各社の事情を取材した。(井川弘子)