フージャースホールディングスは11月14日、26年3月期第2四半期連結決算を公表した。売上高は前年同期比で大幅な増収を達成したが、利益面では、営業利益が前年同期比41.1%減の3.29億円、経常利益は大幅な赤字、純利益も損失を計上した。
減益の要因は、引渡し、売却が第4四半期に偏重しているため。シニア向け分譲マンションなども今期一斉引渡物件3棟が下期竣工のため、第4四半期に大きく収益計上される予定だ。分野別では、分譲マンションは通期引渡戸数1266戸に対する契約進捗率が79.5%、シニア向け分譲は通期引渡戸数251戸に対する契約進捗率が74.8%と、どちらも概ね計画通り。
「通期予想/配当計画は期初予想から変更なし。増資によって得た資金をシニア向け分譲事業の拡大に充てる」(小川栄一代表取締役)。
フージャースホールディングス
決 算 26年3月期第2四半期
売上高 346億円 (35.3%)
営業利益 3億円 (△41.1%)
経常利益 △6億円 (--%)
当期利益 △8億円 (--%)
予 想 26年3月
売上高 1,325億円 (43.8%)
営業利益 129億円 (39.8%)
経常利益 100億円 (16.2%)
当期利益 65億円 (19.0%)




