フィリックス(名古屋市中村区)は、鉄筋コンクリート造マンションに相当するという「高遮音床構造」を標準搭載した木造アパートを商品化した。2025年11月から同社が展開する全物件で採用していく。
同社が商品化した高遮音床構造「Ffine50」(エフファイン)は、床衝撃音に対する遮音性を日本産業規格(JIS)に基づいて実験室で測定した。この数値が小さいほど遮音性能が高いことを示す評価基準で、重量床衝撃音(LH―50)と軽量床衝撃音(LL―50)をクリアした。これは、一般的な在来木造のLH―75程度とLL―75程度を大きく上回っている。また、鉄筋コンクリート造マンション相当のLH―50程度・LL―50程度の静けさを実現する。入居者の満足度や、オーナーの資産価値の向上を同時に実現する。




