ひと 記事一覧
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ひと ビジネス版「トキワ荘」に シェア型企業寮「月島荘」を担当したイヌイ倉庫資産活用部清水宏美さん
もんじゃ通りで知られる東京・月島に大型シェアハウス「月島荘」が完成した。普通のシェアハウスとは少し違う。借り手は複数の企業。多様な業種の社員が暮らす、シェア型社員寮だ。 6年前、今回のプロジェクト担(続く) -
ひと 世界一の都市であり続けるために 20年東京五輪を契機に「都市機能の強化」を訴える 不動産エコノミスト吉野薫さん
日本不動産研究所研究部研究員で、我が国唯一の不動産エコノミストである。東大経済を卒業後、同大学院経済学研究科修士課程を修了。民間シンクタンクを経て11年10月に不動研に入った。五輪招致が決まってすぐ「東(続く) -
ひと 失意泰然から得意冷然へ コスモスイニシアマンション事業部シニア事業推進室シニア事業推進課担当課長 近江秀さん
手帳には打ち合わせが詰まっている。さいたま市の再開発エリアで進む自社初のシニア分譲マンション計画を成功させるためのものだ。再開発事業の一環として、また、管理規約や居住者に提供するサービスについて、関(続く) -
ひと ユーザーの声、業界に還元 Google第一広告営業本部不動産業界担当の統括部長 白石智良さん
インターネット上の検索エンジンを提供する、多国籍企業グーグル。その収益を支える広告事業で、不動産業界全般を担当するチームを率いる(7面に連載「検索時代の波に乗る」)。 調べものをする時、欲しい品物を探(続く) -
ひと 波瀾万丈、豪快に 事業、趣味ともに多方面で活躍する東京・千代田区の協永グループ代表橋本憲典さん
都心・千代田区で事業を営み続け、来年45周年を迎える。「誠実一路」「和顔愛語」をモットーに、大きなプロジェクトも手掛けてきた。現在、千代田区役所跡地に病院が建てられているが、難しいとされる公共用地の活(続く) -
ひと 少子高齢化悲観論を払拭 「不動産ビジネスはますます面白くなる」を著したニッセイ基礎研不動産投資チーム 松村徹さん
不動産業の将来を見据えたとき、悲観的に語られることが多い少子高齢化だが「未来志向と顧客志向さえあれば、今は新たな成長のチャンス」と説く。 高度成長期とは異なるビジネス環境をどう捉えるか。「利用者が(続く) -
ひと 広がる大学OB野球の輪 優勝した大学不動産連盟・不動産建設桜門会の野球チームの総監督山口昭夫さん
大学不動産連盟「URELベースボールリーグ」春季野球リーグは、7チームによるトーナメント戦の末、5勝1敗の戦績で日本大学OB・桜門会の初優勝で幕を閉じた。建築設計、不動産業を手掛けるフィルツグループを経営す(続く) -
ひと 中古住宅流通を更に推進 国交省不動産業課長に就任 清瀬和彦さん
都市局まちづくり推進課長から8月1日、現職に就任。昨年度からスタートした中古住宅流通市場活性化事業を更に推し進める。 「市場への情報提供のあり方、建物評価のあり方、14協議会それぞれの研究のあり方。こ(続く) -
ひと 不動産と金融つなぐ最先端 証券化市場の多様化担う国土交通省不動産市場整備課長になった小林靖さん
2年間の官邸出向から戻り、7月1日現ポストに就任。改正不動産特定共同事業法の12月施行に向けた準備や、官民ファンドを活用した「耐震・環境不動産形成促進事業」のファンド運用会社選考など連日、省内の打ち合わ(続く) -
ひと 専門性で社会の役に立つ NPO法人日本不動産カウンセラー協会の理事長になった 吉村真行さん
定時総会で理事長に選任されて1カ月。各種委員会人事も固まり、新体制が整った。就任時に掲げた取り組み方針は(1)不動産カウンセラーのビジネスビジョン・戦略の明確化、(2)産業界・経済界などへの認知度のアップ(続く) -
ひと 生涯顧客のすそ野広げる 投資用中古マンションのPM専業会社エー・ディー・パートナーズ代表取締役社長 米津正五さん
中古の収益賃貸マンションを再生し、個人投資家向けに販売するエー・ディー・ワークスへ、10年に顧問として入社。不動産仲介大手の代表取締役専務という前職の経験を見込まれて、このほど子会社のエー・ディー・パ(続く) -
ひと 差別化商品を低価格で 天然無垢材を使用したリノベ再販などを行うプロポライフ代表取締役社長 野澤泰之さん
中古マンションを買い取り、リノベーションして再販するクロニクルマンション事業を主力に展開する。天然無垢材の使用が特徴の同事業は、開始5年目の12年度、販売実績が90戸に上った。 「皆が同じようなもの(続く) -
ひと 虚心坦懐に話を聞く 7月から国土交通省住宅局住宅政策課長に就任した坂根工博さん
7月から住宅局住宅政策課の課長に就任。市場で形成されてきた良好な住宅ストックがスムーズに流通するよう、いかにシステムを構築していくかが目の前にある最大の課題だ。「必要な時に住宅をお金に変えられる仕組(続く) -
ひと 「救済」第一、お金は副産物 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会代表理事 佐々木延彦さん
7月1日、第1回『任意売却取扱主任者』資格試験の申し込み受付を開始した。8月中にも参考書を用意する予定だが、試験のポイントを挙げるとすれば「実務とモラル」。任売に最も必要でありながら、現状で足りていない(続く) -
ひと 〝予期せぬ出会い〟にチャンス つながるワークスペースを事業化したUDSLEAGUE事業部執行役員辻本祐介さん
今年2月、東京・東銀座にサービスオフィス「LEAGUE(リーグ)」がオープンした。利用するのは業種も国籍も多様な個人や少人数の企業。コンセプトは「未来のビジネスフレンドとつながるコワーキングスペース」だ。 (続く) -
ひと 耐震性に不安のない家を 3次元構造計算ソフトを開発したポラス暮し科学研究所主席研究員 上廣太さん
地震が起きたとき、現実に自分の家がどのような揺れ方をするのか――。その様子をパソコンの立体画像で見ながら検証できる構造計算ソフトを開発した(9面参照)。 「住宅性能表示制度ができて、耐震等級2とか3と(続く) -
ひと 限られた素材をしっかりと 木曾ひのきの家で国内最高級商品を発売した(株)もりぞう社長 津野浩一さん
樹齢80年前後の木曾ひのきの特選一等級という、年間250棟分しか取れない素材。それを柱や土台に使う木造軸組みの国内最高級レベルの住宅「浪漫ROHMAN」をこのほど発売した。坪当たり販売単価は90万円である。(10面(続く) -
ひと 命を削れる仕事 完全紹介制の賃貸仲介を行う誠不動産の代表取締役 鈴木誠さん
既存顧客からの紹介案件のみに対応する、『完全紹介制』を貫く。理由は「命を削って物件を探す。見ず知らずの人に対して、それはできない」から。つまり、最高の物件を見付けるため常に全力を尽くすという覚悟だ。(続く) -
ひと 漠然の発想から 戸建て住宅の建築コスト削減を支援する 一楽代表取締役 若園浩史さん
戸建て住宅にかかわる水道・電気工事や建材など、住宅事業者が外注するものの価格削減交渉を成果報酬型で代行する。工事業者の実績なども踏まえ、発注先を決定するまで支援する。現在、月に100件程度の案件を抱え(続く) -
ひと 連携と交流で、安心の住宅を 「住宅困難者」へ安心の住まいを供給 国交省住宅局安心居住推進課長 瀬良智機さん
人が安心して暮らすために。「住宅困難者」に対する住宅供給、そしてその環境整備を含め、ある意味で〝住宅行政の根幹〟ともいえる政策を支える部署。その長に、今年の4月から就任している。「中長期的な構想と、(続く)