点検 不動産投資 記事一覧
点検 不動産投資
市場の動きをよりわかりやすくお伝えするため、不動産投資市場の動きをいくつかのテーマごとにまとめる形式で連載していきます。
テーマごとに、最初に概況説明、問題意識の整理をして、それからマーケットの第一線で活躍される有識者の方々のお話をうかがっていきます。そして、最後にテーマの総括をします。
テーマごとに、最初に概況説明、問題意識の整理をして、それからマーケットの第一線で活躍される有識者の方々のお話をうかがっていきます。そして、最後にテーマの総括をします。
-
点検・不動産投資 新成長分野への展開 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 (1) 証券化でリスク分散
90年代後半から成長し始めた日本の不動産投資市場は、現在では30兆円を大きく上回る市場にまで発展しました。 昨年度も、不動産投資市場では5兆円以上の売買が実施されています。こうした成長過程で、不動産(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ51総括(最終回) 都市の位置づけは工夫次第 〝地方創生〟に大切な4つの視点
地方中核都市を訪問するなかで、地方創生について感じたことは以下の4点です。1つは、地方のポテンシャルの高さです。中核都市であるせいもありますが、衣・食・住の環境は整い、基幹都市との交通ネットワークも発(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ50新潟・北陸総括 地域特性生かし〝創生〟へ 潜在力秘める〝人材と資源〟
新潟県は、明治初期には日本最大の人口を持つ地域でした。そのポテンシャルは高いものがあり、新潟県最大の地銀の第四銀行へのインタビューでも、東京との近接性(上越新幹線で2時間程度)や、韓国・中国・ロシアな(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ49新潟・北陸 優良ストック市場へ誘導 住宅金融支援機構北陸支店長船越恵子氏に聞く
――政府主導で地方創生が進められる中、課題に挙げられることは。 船越氏 新幹線の開業によって大都市圏など北陸圏外との往来や人口流入が活発になってきたことで、表面化してきた課題がある。それは、これまで(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ48新潟・北陸 延伸期待で資金需要台頭か 住宅金融支援機構北陸支店長 船越恵子氏に聞く
――はじめに貴機構の事業の近況についてお聞かせください。 船越氏 当機構では「フラット35」のような新築・中古住宅融資だけでなく災害復興住宅融資やまちづくり融資、サービス付き高齢者向け賃貸住宅融資、子(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ47新潟・北陸 「3県連携」で課題克服 日本不動産研究所金沢支所主任専門役藤井悠司氏に聞く
藤井氏 一方、県外需要や富裕層の需要などに支えられて新築の高級マンションが売れている。これに刺激されて、中古マンションの高値取引も見られる。新幹線効果がこうした需要喚起につながっているようだ。とはい(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「地方創生」シリーズ46新潟・北陸 地価上昇も成約は限定的 日本不動産研究所金沢支所主任専門役藤井悠司氏に聞く
地方創生シリーズ「新潟・北陸」の金沢を取り上げる46回目は、日本不動産研究所金沢支所の主任専門役で不動産鑑定士の藤井悠司氏へのインタビュー前半。まもなく新幹線開通から1年が経つ金沢市。宿泊料金の高騰と(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ45新潟・北陸 目利き磨き事業に推進力 大和ハウス工業金沢支社長橋本好哲氏に聞く
地方創生シリーズ「新潟・北陸」の金沢を取り上げる今回は、大和ハウス工業の橋本好哲金沢支社長へのインタビュー後半。「すべての都市が同様に衰退をたどるのではなく、ポテンシャルや魅力に応じて成長していく分(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ44新潟・北陸 金沢市のマンション供給を牽引 大和ハウス工業金沢支社長橋本好哲氏に聞く
――はじめに金沢支社の事業状況を教えてください。 橋本氏 金沢支社は15年4月に、日本海側では初めての支社となった。通期で200億円の売り上げ規模を継続して計上することが支社格上げの目安となっているが、そ(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ43新潟・北陸 創生へ〝連携中枢都市圏〟 金沢市都市政策局担当部長兼企画調整課長久保雅寛氏に聞く
――観光客の増加もあり、金沢駅前などでの地価上昇が顕著です。 久保氏 新幹線効果を背景に、駅周辺や中心部の路線価が上昇している。市内の分譲マンション価格にも影響が出ているようで、市の中心部のマンショ(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ42新潟・北陸 起業家誘致し地場産業と融合 金沢市都市政策局担当部長兼企画調整課長久保雅寛氏に聞く
――最初に、担当業務の概要と注力されている事項についてお話しください。 久保氏 私の所属する都市政策局企画調整課では、金沢市の主要施策の企画・調整・推進を行っている。現在、大きなテーマとなっているの(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ41新潟・北陸 小口化とローカルの長所生かす 新潟総合学院グループ(株)国際総合計画社長大橋誠五氏に聞く
――地域とグループにとってどのようなシナジー効果が生み出せるのでしょうか。 大橋氏 北区内半径5キロ圏内にその受け皿となる施設や機能を集積させることで、移住をはじめ人口増加と街の活性化が期待できる。地(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ40新潟・北陸 新潟再生へ拠点づくり推進 新潟総合学院グループ(株)国際総合計画社長大橋誠五氏に聞く
――はじめにNSG(新潟総合学院)グループ並びにその事業概要を教えてください。 大橋氏 NSG(新潟総合学院)グループは新潟を拠点に塾・専門学校を出発点とし、これまでに高等学校と大学も運営し、全国規模で教育事(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ39新潟・北陸 県内就職率1割アップ目指す 第四銀行営業本部兼地方創生推進本部地方創生担当部長石塚純氏に聞く
――新潟市内の主たる繁華街や住宅地の立地が移動してきているように感じます。 石塚氏 その通りであり、昔から商業店舗は新潟駅から西側に少し離れた本町や古町に集積しているが、市役所や企業の本社などの移転(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ39新潟・北陸 ファンド運用しベンチャー支援 第四銀行営業本部兼地方創生推進本部地方創生担当部長石塚純氏に聞く
――御行は地方創生にどのように取り組んでおられるのでしょうか。 石塚氏 当行では中期経営計画「ステップアップ 2nd Stage」(計画期間2015~2017年度)において、3つの基本戦略の一つに「トップライン改革」(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ37新潟・北陸 底力ある中小企業群に強み 第四銀行営業本部兼地方創生推進本部地方創生担当部長石塚純氏に聞く
――最初に御行の事業概要について教えてください。 石塚氏 当行は、明治6年に国立銀行条例に基づき設立された銀行であり、明治15年に普通銀行に転換し、今年で創立142年を迎えた。この間、堅実な経営を続けてお(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ36 不動産版「ふるさと納税」を 環境不動産普及促進機構事務局次長兼企画・調査研究部長後藤健太郎氏に聞く
後藤氏 一方、信託せずに実物不動産で共同投資を行える改正不動産特定共同事業法を活用したスキームも有望です。当機構も不特法を使った事業への出資実績がありますが、地方都市でも浸透して欲しいと期待していま(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ35 地方の複合再開発に需要 環境不動産普及促進機構事務局次長兼企画・調査研究部長後藤健太郎氏に聞く
――地方都市での資金活用にはどのような可能性があると思いますか。 後藤氏 地方都市で一定規模の不動産需要が見込めるものの一つに、法定再開発事業が挙げられます。再開発事業を成立させていく中で、当機構の(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ34 宿泊施設の再生が顕在化 環境不動産普及促進機構事務局次長兼企画・調査研究部長後藤健太郎氏に聞く
シリーズ34回目からは、環境不動産のストック形成事業に取り組む環境不動産普及促進機構の後藤健太郎氏へのインタビュー。全国各地の金融機関や事業者から不動産の再生に関わる相談に追われる同氏に、「地方創生と(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ33 求められる第二次戦後改革 慶應大学総合政策学部教授上山信一氏に聞く
――地方創生には、雇用の問題が常につきまといます。 上山氏 地方都市では雇用が最大の課題です。特に若者がここで働きたいという魅力的な職場づくりが必要です。それにはやはり地域外から資金と人をどうやって(続く)