点検 不動産投資 記事一覧
点検 不動産投資
市場の動きをよりわかりやすくお伝えするため、不動産投資市場の動きをいくつかのテーマごとにまとめる形式で連載していきます。
テーマごとに、最初に概況説明、問題意識の整理をして、それからマーケットの第一線で活躍される有識者の方々のお話をうかがっていきます。そして、最後にテーマの総括をします。
テーマごとに、最初に概況説明、問題意識の整理をして、それからマーケットの第一線で活躍される有識者の方々のお話をうかがっていきます。そして、最後にテーマの総括をします。
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点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ33 求められる第二次戦後改革 慶應大学総合政策学部教授上山信一氏に聞く
――大阪府知事、大阪市長を務めた橋下徹氏の行政改革でも手腕を発揮されました。 上山氏 大阪市の改革が一段落した頃、2008年に橋下氏が大阪府知事になりました。いきなり1100億円の予算削減をしたほか、橋下府(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ31 大阪市の改革こそ日本の改革 慶應大学総合政策学部教授上山信一氏に聞く
――上山さんは20年近く前から政策評価を提唱し、国や自治体に普及を働きかけてこられました。これまでの経緯をお聞かせください。 上山氏 中央省庁の政策評価は今ではもう定着しました。私は国交省の政策評価会(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ30仙台東北総集編(2) 「安定的な雇用」がカギ 地域間連携で発展の素地を
これらのインタビュー結果を総括すると、地方創生に必要なポイントとして次の4点が浮かび上がってきます。 第1は、地方における雇用機会の創出です。どんなに優れた街づくりをしても、雇用機会がなければ、人々(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ 29 仙台東北総集編(1) 地域の魅力、更なる発信を 企業育成し雇用の創出も
最初に話をうかがった日本政策投資銀行東北支店の佐野東北復興支援室長(インタビュー当時)からは、人口流出に歯止めをかける最大のポイントは雇用の創出であり、そのためには大企業の誘致などに加えて、地元企業の(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ28仙台 動き出す〝山形創生ファンド〟 きらやか銀行執行役員経営企画部長内田巧一氏に聞く
――グループでは、宮城と山形のマーケットをつなぐビジネスマッチングにも注力されています。 内田氏 その点が、両県に営業基盤を有する当グループの強みの一つだと考えている。14年度の1年間で、宮城と山形をつ(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ27仙台 地域企業に〝本気の本業支援〟 きらやか銀行執行役員経営企画部長内田巧一氏に聞く
――はじめに、貴グループの「地方創生」に対する取組みについてお聞かせください。 内田氏 当グループでは15年4月スタートの3年間の中期経営計画で、「本気の本業支援」と「本気の統合効果発揮」を2本柱にしてい(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ26仙台 地域と共に「価値創造」を 七十七銀行地域開発部長目黒康達氏に聞く
(前号からの続き) ――どのような対応が求められているとお考えですか。 目黒氏 当行では14年7月に「宮城県・東北各県の経済成長率の将来推計」という調査レポートを公表した。そこでは、宮城県は2000年代になっ(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ25仙台 「技術」への融資で産業振興 七十七銀行地域開発部長目黒康達氏に聞く
――はじめに、御行の「地方創生」に対する取り組みについてお聞かせください。 目黒氏 14年12月に「まち・ひと・しごと創生法」が施行されて以降、全国的に地方創生に関する関心が高まってきていると感じている(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ24 仙台 地元経済界が結束し産業育成を アセットブレインズ仙台ネットワーク事務局長 佐々木正之氏に聞く
(前回からの続き) 佐々木氏 仙台圏の不動産投資市場は活況を呈しているが、超金融緩和が続き、借り入れが容易になっているため、物件の取得競争が激化しつつある。オフィスビルの投資利回りも5%台に突入している(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ23仙台 事業用不動産取引が高水準 アセットブレインズ仙台ネットワーク事務局長佐々木正之氏に聞く
――はじめにアセットブレインズ仙台ネットワークの活動内容をお聞かせください。 佐々木氏 当会は地元の不動産会社や大手不動産会社の支店、金融機関、研究機関などの役職員をコアメンバーとする研究会であり、(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ22仙台 機運高まる地域連携の一翼担う 三菱地所執行役員東北支店長駒田久氏に聞く
――仙台空港の民営化では、御社はどのような役割を描いていますか。 駒田氏 当社も泉パークタウンの運営で蓄積してきた集客のノウハウを、仙台空港の民営化にからめて東北エリア全体に生かせるエリア振興を視野(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「地方創生」シリーズ21仙台 40年の街づくりに高い評価 三菱地所執行役員東北支店長駒田久氏に聞く
地方創生シリーズ21回目は、仙台で40年来、泉パークタウンの開発、運営を手掛けている三菱地所の執行役員、東北支店長である駒田久氏にインタビューした前半。県が進める仙台空港の民営化にも名乗りを上げている同(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ20仙台 復興途上に投資のチャンス 宮城県震災復興・企画部長大塚大輔氏に聞く
地方創生シリーズ20回目は、宮城県の震災復興・企画部長を務める大塚大輔氏へのインタビュー後半。人口減少の克服と地域資源の掘り起こしが最大の課題とみる同氏に、引き続き地方創生に向けた施策などを聞きました(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ19仙台 仮設に6万人超、復興道半ば 宮城県震災復興・企画部長大塚大輔氏に聞く
「地方創生」シリーズ19回目は、震災復興の旗振り役として、宮城県の震災復興・企画部長を務める大塚大輔氏にインタビューした前半。「震災復興と地方創生が目指すところは同じ」と語る同氏に、東北全域の活性化を(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ18仙台 不動産と「ヒト」も有効活用 日本不動産研究所理事東北支社長茂木泰氏に聞く
「地方創生」シリーズの18回目は一般財団法人日本不動産研究所理事で東北支社長の茂木泰氏へのインタビュー後半。同研究所は、東日本大震災から3日後には「東日本大震災土地評価連絡会」を立ち上げ、「正常な不動(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ17仙台 被災県、移転需要で地価上昇 日本不動産研究所理事東北支社長茂木泰氏に聞く
――最初に、日本不動産研究所の業務概要についてご教示ください。 茂木氏 当研究所は1959年に設立されてから56年間にわたり、不動産に関する調査研究・鑑定などに従事してきている。現在では、東京の本社のほか(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「地方創生」シリーズ16仙台 雇用創出、大きな課題 若者の意識宮城大学生に調査(後半)
それでは、これからの宮城・仙台の発展に必要なものは何でしょうか。アンケートで1番多かったのが、「地元企業の発展」です。仙台は第三次産業の比率が高く都市化も進んでいますが、一方で支店経済とも言われてお(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ15仙台 〝前向き〟な地域創生を 若者の意識宮城大学生に調査(前半)
学生向けのアンケートは、宮城大学の学生80名(主に2年生)を対象に実施しました。男女比はほぼ半々で、出身地は仙台市が53%、仙台市以外の宮城県が23%、宮城県以外の東北地方が19%で、それ以外は関東地方が中心です(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ15 宮城県 創造と可能性の東北を創生 日本政策投資銀行東北支店東北復興支援室長佐野成信氏に聞く
――宮城県と仙台市の地域特性、優位性について、どのようにお考えですか。 佐野氏 宮城県は東北6県の4分の1の県内総生産を占めており、東北をけん引するポジションにある。産業構造を産業別の就業者比率で見ると(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 「地方創生」シリーズ14 宮城県 産官学+金労言で地方創生 日本政策投資銀行東北支店東北復興支援室長佐野成信氏に聞く
――最初に、東北復興支援室の業務内容についてご教示ください。 佐野氏 東北復興支援室は、被災地の復旧・復興支援に全力を挙げて取り組むために、復興支援に有益な知見・金融ノウハウを集約し提供するべく、11(続く)