大和ハウス工業はこのほど、東日本大震災で被災したエリアの支援活動の一環として、高齢者向け施設にセラピー用アザラシ型ロボット「パロ」を貸与すると発表した。岩手県と宮城県、福島県の特別養護老人ホームや仮設住宅に付設するサポート拠点などに、同ロボット50体を2年間無償で貸与する。
「パロ」は、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしたロボット。ストレス軽減やコミュニケーションの活性化などアニマルセラピー効果が期待できるという。独立行政法人産業技術総合研究所が開発し、現在世界30カ国以上の高齢者施設や病院に導入されている。
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