賃貸・管理

規模により室内被害に違い 震災アンケート結果を報告  湾岸集合住宅ぼうさいネット

 東京湾岸集合住宅ぼうさいネットワークがこのほど、第3回フォーラム「3・11の衝撃!どうするマンション防災」を都内で開催した。東日本大震災で得た教訓を踏まえ、首都直下型地震などに対する具体的な備えについて議論するもの。当日は、千葉県浦安市の液状化被害の現状が報告されたほか、地震保険、マンション特有の災害リスクといった幅広い観点からも提言がなされた。また、首都圏のマンションを対象に行った室内被害に関するアンケート結果も発表され、中・高層マンションでは食器などの設置物が落下する被害が目立った一方で、超高層マンションでは内装材がずれるといったケースが多かったことが分かった。