東急不動産(金指潔社長)はこのほど、グループを挙げて環境問題への取り組みを強化するため、東急不動産グループの「環境ビジョン」を策定すると共に、環境保全の取り組みを表現したメッセージとロゴマークを作成した。
今回策定した環境ビジョンは、「環境理念」「環境方針」「環境行動」を定め、グループ全体の環境活動の方向性を示したもの。「環境行動」では、具体的な行動として、グローバルな5つの環境課題に対して、3つの視点で取り組むことを掲げている。5つの課題は(1)CO2削減(2)生物多様性保全(3)水資源保全(4)省資源(5)健康配慮としている。
一方、環境メッセージは、「都市と自然をつなぐ。ひとと未来をつなぐ。」と定めた。メッセージの中の「都市と自然」は事業を通して都市と自然をつないできた取り組みを、「ひとと未来」は過去から取り組んできた環境保全を受け継ぎ進化させて、未来の持続可能な社会実現へ向けた想いを、「つなぐ。」は同社グループが事業を通して価値を創りだすことを表現している。
ロゴマークのシンボルである緑の虹は、環境ビジョンの「理念・方針・行動」が一体となって実現し、「都市と自然」「ひとと未来」「東急不動産グループと社会の皆さま」をつないで環境保全に取り組んでいく様子を表している。