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表参道、代官山、自由が丘… 人気エリアの世帯数が軒並み減少、アトラクターズ・ラボ調べ

 不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)が調査した「23区内駅別世帯増減ランキング」によると、表参道、代官山、自由が丘といった人気の高いエリアで軒並み世帯数が減少していることが分かった。同社では、「地価・賃料水準が高いエリアの一部で、世帯減少が生じている。昨今の厳しい経済環境により、理想とする(住みたい駅)と(現実に住む駅)のギャップが生じているようだ」としている。
 同調査は、東京23区内の過去5年間(2006~2011年)の住民基本台帳を利用し、駅別に世帯増減数を算出したもの。なお、2011年1月1日現在のもので、震災の影響は考慮されていない。
 減少数が最も多かった駅は表参道で、5年間に599世帯減少した(減少率9.0%)。2位は外苑前でマイナス246世帯(同8.1%)、3位は代官山でマイナス233世帯(同3.6%)。以下、渋谷(減少数153世帯、減少率2.7%)、自由が丘(同89世帯、同1.1%)だった。
 一方、増加した駅のトップは、5年間で5785世帯増加(増加率36.5%)した豊洲だった。