東京カンテイがまとめた10月の中古マンション価格天気図によると、天気が改善した地域が7であるのに対して悪化した地域は16に上り、全国的な下落傾向がより鮮明になっていることが分かった。
天気別の地域数は、「晴れ」が4(前月は6)、「薄日」が11(同10)、「曇り」が9(同10)、「小雨」が12(同14)、「雨」が11(同7)。47都道府県のうち、24地域は横ばいで推移している。
3大都市圏では埼玉県(1882万円、前月比0.8%下落)と大阪府(1885万円、同0.5%下落)がそれぞれ「薄日」に転じたことで、「晴れ」の地域がゼロになった。また天気が改善した地域でも傾向に差が見られ、岩手県(1288万円、同5.3%上昇)や福島県(1253万円、同3.5%上昇)が比較的大幅に値上がりした一方、岐阜県(1255万円、同1.4%上昇)、兵庫県(1804万円、同0.8%上昇)、広島県(1482万円、同0.4%上昇)は小幅な上昇にとどまっている。
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