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住宅業況感、プラス回復の見通し 住団連調べ

 住宅生産団体連合会は、会員各社の営業責任者を対象に住宅市場の業況感についてアンケート調査を実施した。それによると、2011年10~12月の戸建て注文住宅の受注実績はマイナスだったものの、1~3月はプラス回復の見通しであることが分かった。
 同調査は3カ月ごとに実施し、指数化しているもの。10~12月は、前回調査(7~9月)と比べて総受注棟数マイナス26ポイント、総受注金額マイナス5ポイント。棟数は4期ぶり、金額は8期ぶりにマイナスに転じた。地域別でみると、北海道(マイナス29)、東北(マイナス9)、関東(マイナス24)、中部(マイナス28)、近畿(マイナス15)、中国・四国(マイナス69)、九州(マイナス16)で、すべての地域でマイナス実績となった。
 一方、1~3月の見通しは、受注棟数プラス30、受注金額プラス8だった。棟数では、すべての地域でプラスの見通しとなった。