マンション・開発・経営

東京23区のオフィス空室率7.6%に上昇、賃料下落も続く CBRE調べ

 シービーアールイー(CBRE)は2月6日、2012年1月期の3大都市オフィス空室率・平均賃料速報をまとめた。それによると、東京都内のオフィスビルの空室率は、東京23区が7.6%で2011年第4四半期比0.3ポイント上昇、主要5区が7.4%で同比0.2ポイント上昇した。また5区を中心とするオフィス集積地域にある貸付総面積6500坪以上、延べ床面積1万坪以上、築11年未満と同社が位置付けている「グレードA」も6.7%と同比1.6ポイント上昇した。共益費を含まない基準階の坪当たりの募集賃料は、東京23区平均が1万3000円で同比50円下落。都心5区は1万3420円で同比50円下落だった。
 大阪市の空室率は10.4%で同比0.3ポイント下落、募集賃料は8650円で同比80円の下落。名古屋市12.3%で同比0.2ポイント低下、募集賃料は9820円で同比50円の下落だった。