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中古流通の他業種連携、下地作りで講習会 近代化センター

 不動産流通近代化センターは3月に全国4カ所で、中古住宅取引での宅建業者やリフォーム業者、インスペクション業者の連携促進などを目的にした講習会を開催する。国土交通省が後援する。講習会は、宅建やリフォーム、インスペクション業者のほか、不動産鑑定業などが対象。中古取引に必要な知識や中古住宅市場の現状について、他業種間での共有化を推進する。国交省は12年度に、全国8地域程度で他業種連携を後押しするための協議会を発足する方針。今回の講習会はその下地作りと位置付ける。

 講習会は3月9日に東京、同12日に福岡、同15日に大阪、同16日に名古屋で開催。消費者視点から見た中古流通の課題などについて有識者が講演するほか、国交省も12年度に発足する方針の協議会などについて解説する予定だ。参加費は無料。申し込みは中古不動産講習事務局、電話0120‐081883まで。