中古住宅市場の関連団体で構成される、「既存住宅インスペクター教育研究会」(代表・西生建リニュアル仲介代表取締役)がこのほど設立された。業種の垣根を超えて連携し、中古市場の活性化を目指す。3月23日に設立記念フォーラムを開催する。
設立に伴い、建築士の資格取得者を対象とする「既存住宅インスペクター」と、資格の有無を問わない「既存住宅アドバイザー」の認定制度を構築。これらの養成を活動の柱に据える。アドバイザーの対象は不動産業者などを想定しており、専用の調査アプリを開発・提供する予定だ。発足時の正会員は、リニュアル仲介(約250社)やリノベーション住宅推進協議会(約250社)、リファインショップネットワーク(約400社)、LIXILリアルティ(約400社)、リノベる(約130社)、など11団体。
フォーラムの会場はリニュアル仲介本社(東京都新宿区西新宿1‐25-1新宿センタービル38階)。国土交通省不動産業課課長が登壇するほか、MSJグループの鵜澤泰功代表、リクルート住宅総合研究所の矢部智仁氏が基調講演を行う。
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