賃貸不動産経営管理士試験の実施団体である賃貸不動産経営管理士協議会はこのほど、13(平成25)年度試験から資格取得方法を変更し、全国統一試験を行い、その合格者が登録手続きを行う方法とする、と発表した。年2回、複数地域で同一日に実施の予定。現在は、2日間の基本講習を経て、講習修了後に行う試験に合格した者が登録する方法だった。
また、登録要件についても、従来、宅地建物取引主任者または同協議会が定める賃貸不動産関連業務に3年以上従事または従事していた者とされていたが、宅地建物取引主任者でない者の実務経験について2年以上と短縮された。
詳細については現在未定で、今後内容が決まり次第、随時同協議会のホームページに公表する予定。
今回の変更について、同協議会では「賃貸住宅管理業者登録制度の創設などに伴う賃貸不動産経営管理士の認知度の高まりや社会的な期待に応える体制を構築するため」としている。
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