シービーアールイー(CBRE)の賃貸物流施設の市場動向調査によると、首都圏・第1四半期の空室率が4.5%(前期比0.7%)に低下し、3期連続で改善した。新規供給が少なかったことに加え、2011年に竣工した大型物件などが高稼働中で、まとまった空室在庫が希少になってきているという。
期中の新規供給がなかった近畿圏は、既存の1万坪以上の大型募集物件がすべて成約し、一時的に既存施設の募集空室がない状況が発生した。5月に竣工を控えているマルチテナント型物流施設の稼働で更なる需要喚起が期待されるとしている。
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