国土交通省の調査によると、2011年度の住宅着工戸数は、前年度比2.7%増の84万1246戸となった。分譲マンションが好調だったことから2年連続で増加したものの、全体の戸数の水準を見ると、1965年度(84.5万戸)頃と同程度。「極めて低い水準」(国交省)となった。
利用関係別に見ると、分譲マンションは前年度比22.8%増の12万92戸。2年連続の2桁増で、三大都市圏別にみてもすべての地域で前年度比増となった。また、分譲戸建ては同4.0%増の11万7979戸、持ち家は同1.2%減の30万4822戸、貸家は同0.7%減の28万9762戸となった。